岩生グループの思い
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ご挨拶
ホームページをご覧いただきありがとうございます。 岩生グループの代表、岩生と申します。 当グループは静岡市で、この地の風土に根差す食材を活かした創作和食店を展開しています。
なぜ私たちが静岡の食材にこだわった店づくりをしているのか、そのことをお伝えするために、少しだけ自己紹介をさせてください。
私は1975年、清水市(現在は静岡市清水区)で生まれました。子どもの頃の夢は「和食の料理人」になること。お小遣いの100円玉をにぎりしめて、駄菓子ではなくお刺身の切り落としを買いに走る小学生でした。
今でも忘れられない原体験があります。
ある日、家の冷蔵庫で「ひびの入った生卵」がまるで茹で卵のようになっていることを発見しました。まだ子どもで火を使えなかった私は、ついに自分で「茹で卵」を作る方法を見つけたぞと歓喜したことを覚えています。まるで実験のように別の卵にもひびを入れ、母に内緒で待つこと1ヶ月。その間のワクワク感といったら!(その後予想通り白くなった卵を喜んで食べた私は、救急車で搬送されてしまいましたが・・・)
そんな食への好奇心と探求心のかたまりだった私は、高校卒業後に念願の日本料理店で修行を積むことに。一から十まで手づくりにこだわる現場で、奥深い茶懐石料理と華やかな会席料理の世界を学びました。一人前の料理人として認められた後は、母が切り盛りする人気居酒屋「はしご」を手伝うため再び静岡へ。何より大切な「お客様が求めている料理を美味しく作ること」を背中で教えてくれた母には心から感謝しています。
平成15年「食彩 岩生」を開業。目の前にいるお客様に喜んでもらうことを一番に考え、高級食材を気軽にお楽しみいただけるよう工夫したり、メニューにない料理もできる限りご要望に沿えるよう挑戦しました。そのおかげでレパートリーは外国料理の再現や洋菓子まで広がっていったのです。まさにお客様に育てていただく日々。常連さんには茶農家や漁師など生産者の方々も多く、自然と地場産の食材に対する使命感も強くなっていきました。地域の皆様に「いわおさん」と頼っていただけることが何より嬉しく、食に関する様々な課題にもやりがいを感じながら取り組んでおります。
静岡は世界に誇る食材の宝庫です。
その魅力を最大限に表現するのが料理人のつとめです。
岩生グループは、とことん食材に向き合い、美味しさにこだわり、地域の皆様や静岡に訪れた世界中の皆様に、ここでしか味わえない「食の彩り」をお届けします。
私は料理人として、食を通して人を幸せにしたい。 その変わることのない想いを胸に、これからも精進してまいります。
代表 岩生
岩生グループの取り組み
生産者とともに
食材が命。長年、静岡の食文化を支える生産者の方々と信頼関係を築きながら二人三脚で歩んでいます。今後は世界に通じる静岡産の食材を、岩生グループ自ら生み出すことを目指しています。
健やかな食事
食事はもちろんデザートにおいても健康にこだわったものを作りたいという思いで、代表自ら医療の技術を学び、血糖値の上昇を自然に抑える野菜スイーツをはじめとするメニューを提供しています。
フードロスゼロへ
作物を出荷するまでの過程で廃棄されてしまう部分は栄養や美味しさが凝縮した部分でもあります。料理人としての知識と経験を活かし、余すところなく使い切る「廃棄ゼロ」のために日々研究を重ねています。
防災食にも彩りを
地震や水害など今後も確実に起こるであろう大災害。有事の際、少しでも心に潤いをもたらすひとときをお届けできるよう、美味しさにこだわった岩生グループオリジナルの防災食を開発してまいります。
沿革
平成15年 「食彩 岩生」開業
平成23年 SHIZUOKA109に「味処 吽治」開店(平成31年まで営業)
平成30年 静岡市の呉服町に「府中かしわで」開店
令和元年 静岡伊勢丹にアンテナショップ出店
令和4年 静岡市の青葉おでん街に「照代」開店
受賞歴
静岡グルメグランプリ準優勝・アイディア賞 ダブル受賞
しずおかフーデストグランプリ(2年連続優勝)
テイクアウトコンテスト優勝
静岡県ふじのくに新商品セレクション2022金賞受賞(金な粉麺シリーズ)
静岡県食品学講座メニュー開発
公益財団法人静岡県産業振興財団 共同開発事業
静岡市水産漁港課 しずまえレシピ考案
静岡おみやプロジェクト参加(次年度オブザーバー)
メディシェフ
ふじのくに食の都づくり仕事人
住所
静岡県静岡市葵区常磐町1丁目2-1 フレンド久喜ビル1F
電話番号
054-221-4561
代表
岩生(市川岩男)